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関東出張を終えて新幹線にのると、夕空に大きな積乱雲が見えた。おそらく名古屋あたりではないかなと思う。

とても大きかったので、東海道を驀進していても泰然と構えている。すこし進んだ位ではまったく動じないから、ついぼんやりと目が離せなくなった。

雲の上がとても寒そうだった。

人気のない雲の上を想像するに、不思議な気持ちになる。この感情を表するための、しっくりくるような言葉を持ち合わせていないのが悔やまれる。