8/11

今週の頭に、木曜日は登山ウェアを買いにワー○マンに行こうと決めていたから本日、昼の3時に家を出て電車に乗る。昼の3時から。主要な予定をやや日も傾きつつある時間から開始せざるを得ないことに辟易する。準備が遅れに遅れて、いや違う、これは所持する金銭を念頭にあれこれと長考、葛藤しつつ、その合間を縫って、家事やら爪を切るなどしていたら、時間がどんどん食われてしまったのだ。うだつの上がらない生活に対して、揺れる座席の上で全く嫌気がさした。

けれど、駅に降り立つときには、そんないじけた気持ちは薄らいでいた。通りには蝉の鳴き声が響くだけで人通りは余りなくて、街並みは退廃的で美しく、遠くにいくつかの積乱雲がもくもくしているのをみると、ノスタルジックな気持ちなったのが可笑しかった。

そして、お店では、いい買い物も出来たし、帰りに水辺で缶ビールも空けて、帰路に着いた山の日だった。