春過ぎてシーツ干したり

 いつの間にか初夏になった。東北のどこかでは雪が降ったというけれど、列島はおおむね行楽日和である。

 私は、昨日から世間様と同じく休暇を頂いているものの、特にこれといった楽しみは予定をしていない。日がな一日、淡々と家事をして、時々映画をみたり、パソコンの勉強をする。

 何となく手持ち無沙汰で、さながら、五月病のようではあるけれど、新居の居心地のよさに頼って、漫然と床に伸びている。

 兼好法師徒然草に、「家居のつきづきしく、あらまほしきこそ仮と宿とはいえ興あるものなれ」としたためた。私もこれを意識して、均整のとれた生活をしていきたい。

昼過ぎ、思い切ってシーツを洗濯した。今日は日差しがとても好い。